「来たバスに乗れ!」で生きてきた人生はどうなる?(by miz_hiro)

とある高専専攻科OBの独り言。

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間違えたときこそ、分からなかったときこそ、全てはスタートする

 この記事は Kosen Advent Calender By Teachers の12月24日の記事です。
 さて、Kosen Advent Calender By Teachersということで、本来は教員の方が書くところに、
普通のサラリーマンの自分が書いているのも変な感じはしますが、実は専攻科時代にTA(ティー
チング・アシスタント)として、1年半講義・演習のサポートをしていました。そのとき、色々と
思ったことがあったので、筆を取ってみました。
しばしお付き合いくださると幸いです。どちらかといえば、現役生向けの内容だと思います。


0.自己紹介

 名前:みずひろ(@miz_hiro)

 経歴:2011年に北九州高専専攻科物質化学工学専攻を卒業して、
    今は化学メーカーの研究開発部門で働いています。
    いわゆる、化学系高専生でした。
    この後色々小難しい事言ってますが、言うほど勉強が出来たほうではないですし、
    まじめではなかったです。

 現在:ある化学メーカーの研究開発部門で働いています。普段はひたすら実験の毎日、
    時々雑用も入ってくるという感じでしょうか。
    残念ながら、具体的に何をやっているかはお話できないのですが、主に新しいモノを
    作ったり、その製造プロセスの研究がメインです。 

 TA歴:専攻科在学中の1年半:講義・演習のサポートをしていました。
    担当していたのは、本科1年生の「数学演習」と「基礎化学演習」。
    どちらも高校レベルの数学・化学の演習です。あと、2年生の演習や講義の
    補習のサポートも少しやっていました。



1.教える側自身として思ったこと;情けないけど、知識って使わんと忘れちゃうんですわ

「あれ?これ習ったはずだけどなぁ」
「あれ?これ習ったはずだけどなぁ」
「わかっているつもりだったのになぁ」

 特に、本科高学年以上のみなさん(僕ら社会人を含めて)、こういう風に思ったことは
ありませんか?今でも私はこの状況に陥ってしまうことがあります。そして、この状況に遭遇
することを意識するようになったのは、TAを始めた、この頃からでした。

低学年の科目は広く浅くやることが一般的ですが、その分、なぜそうなるのか?という
ところを深くまで触れません。あるいは、色んな近似を使って簡単に解けるようにしています。
ただ、教える側としては、なぜそうなるのか、ここで近似していいのは何故か、というところ
まで頭に入れておかないと、いざ訊かれても答えられないという事態になりかねません。

まぁ、昔やってるから覚えてるでしょと思ったら、意外と覚えていないものです。
知識は使わないと忘れてしまうもので、仕方なく予習に時間を費やすことになります。
ただ、そうすると、自ずと自分の頭の中を再整理できるというメリットがあると思います。
そして、知識があまり多くない1年生に教えるわけですから、出来るだけシンプルに教えようと
するので、余計な事が削がれて、ポイントを的確に教えられるようになるというわけです
(実際はなかなかポイントだけを的確にというのは難しかったです、努力不足もあったと思います)。

つまり、人に教えることで、自分の理解も深まると思います。自分の知識を再整理する意味でも、
チャンスがあるなら、上級生は挑戦してはどうでしょう?


2.教える側として学生に接して思ったこと;道具も大事だけど使い方も大事だよ

 約40人強の学生に対して、教員とTA、計4人で対応していました。特に教える相手は決まっていなか
ったので、ほぼ全ての学生を見ていました。そうすると、色々なタイプが出てきます。周りで教えあ
ったり、教えあっているうちに別の話で盛り上がっちゃったり、黙々と取り組んだり、全く手がでな
かったり。。。

 もちろん、別の話で盛り上がっちゃうのは良くないですが、一番気になるのは、全く手は止まって
いて、周りにも全然質問せずに(出来ずに?)、ストップしちゃっている子です。

 なぜ止まっているのか?大抵の場合は、何をしていいのかわからない、というケースです。
公式を使った簡単な問題、あるいは、例題と数値を入れ替えた程度の問題はできるけど、少し捻られ
てしまうと途端にわからなくなってしまう。

それは結局、公式とか例題という「解き方」を覚えているだけだからじゃないか、本当に必要なのは、
「考え方」だと思います。「何か求めるときに、どうしたら求める事ができるのか?」、その「どう
したら」というのが、問題を解く考え方(道具の使い方)であり、答えを求めるための道筋を作って
いくことだと思います。それが出来て、初めて公式や例題の解き方(道具そのもの)が当てはめられる。
道具を持っていても使い方が分からなければ使えないように、手が止まっていた学生は、公式とかは
わかるけれど、色んな要素が複合すると、どうやって式を使えばいいか分からなったと思います。

 そういう子たちには、いきなりやり方を教えたりはせずに、どうやったら解けるのかを一緒に考えて
いくようにしていました。それで成績が上がったかどうかは定かではないですが、少しでも理解の助け
になってくれればいいなと思います。

 正直、その場しのぎだけなら、丸覚えした方が早いかもしれません。でも、どうせやるならずっと
使えるようなモノにしたくないですか?公式を覚えるだけじゃなくて、どうやって答えを導くかを考え
ると、また違う世界が見えるかもしれないですよ。


3.社会人になってから;少しずつ、少しずつ、

 専攻科を修了して、化学メーカーに入社した私は、研究開発部門に配属されました。もう2年目も終
わる時期ですが、色々失敗してきました。今も失敗は色々とあります。でも、その度に少しずつ、本当
に少しずつだけど、何が違うのか?とかどこを変えればいいのか?なんかを考えながら、そして、周り
の方々に助けられながら、なんとか仕事してきています。そこには、間違いを指摘してくれる人、色々
教えてくれたり、意見を言ってくれる人がいます。みんな言葉の優しさ、厳しさはあれど、助けてもら
っています。

 私の上司は、色んな事を教えてくれるたび、こう話してくれます。
「なぜそうなるのか?どういう考え方で装置や設備が作られているか、それをきちんと理解するんだよ、
人に教えられるくらいに」

 この言葉で、自分がTAとして教えていた考え方は間違っていないと確信できました。もし、TAをやっ
ていなかったら、ここまで意識することも無かったでしょう。


4.終わりに

 私が思うのは、学生時代はもっと、分からないものは分からないと言っていいんじゃない? 
失敗してもいいんじゃない?と思います。それも低学年ほど。

 そして、言う事が大事です。なぜなら、分からないということを言わないと、なかなか気づ
いてくれる人は現れないでしょう。授業一つとっても、TAがたくさんいるような授業であれば、
黙っていても、手が止まっている学生を見かけたら、声を掛けてもらえると思いますが、
普段の授業はなかなか難しいと思います。

 だからこそ、分からないと思ったら、友達でも先輩でも先生でもいい、とにかく「ここを教えてほし
い」と一言声をかけてみましょう!そうやって、一歩前に進む事で、分からなかった事が分かるかもし
れない、壁を破るきっかけになるかもしれないのです!

 逆に、もし「教えてほしい」と頼まれたら、快く引き受けてあげてください。教えていると、「自分
もここはよくわからんぞ?」、あるいは、「おぼろげだったけど、ここはこういうことだったんだ!」
という新しい発見が出来ると思います。

 最後に、授業とか誰かの話を聞いたとき、何も分からなかったということは、まずありません。なぜ
なら、中身を何一つ理解できなかったとしても、「その内容が「わからない」ということが、わかった
」のだから。

 一歩ずつ、一歩ずつ、ゆっくりでいいから、前に踏み出してみましょう。
 そこからが本当のスタートだから。




☆編集後記
 まず、先生方を差し置いてこんなえらそうなことをいってすみません><
 自分自身、この考え方というもの、なかなか実践出来てない部分も多く、
 自分への戒めもこめて書きました。
 実は、今回書いた内容のたたき台は、専攻科修了前に、学科に出したTAの感想文でした。
 今思うとかなり偉そうなことを書いていて、顔から火がでましたが、当時はそれだけまじめに
 考えていたのだなと思います。
 これをよむ事で少しでも一歩踏み出すきっかけにつながれば、とてもいいなと思います。

 お付き合いいただきまして、どうもありがとうございました!
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  1. 2012/12/24(月) 14:38:58|
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京都音博にいってきた!

守山の同期に誘われて、京都音楽博覧会に行ってきました!毎年行きたいとは思っていましたが、なかなか行けず、ようやくの初参戦。
初めての野外フェスでもありましたが、夏フェスの時期よりは遅いので、比較的快適に過ごすことが出来ました。僕はスタンディングゾーンにいることの方が多かったですが、レジャーシートのゾーンでのんびり聴くのもありだなぁとも思ったり。すごくのんびり出来るフェスだなぁと感じました。さて、簡単にレビューを。

木村カエラ
 失礼ながら、「こんなに歌上手かったっけ?」と思ってしまうほど。そして、演奏はくるり!音博はアコースティック主体だから、余計に生歌が重要になってきますね。一番良かったのは、世界で一番好きな曲という「奇跡」(くるりのカバー)。曲数が少なかったのが残念。

ヒトリ・ジャンボリー
 この企画は演奏者がギター一本片手に歌うというスタイル。もちろんコラボもけっこうありました。

吉田省念(くるり)
 dogと青い空の2曲(ちなみに、くるりの『青い空』とは別の曲)。のんびりと聴いていたい曲。くるりとはまた違う一面を見せてくれました。

雅-MIYAVI-
 少し曲を耳にしていた程度でしたが、あの弾き方はやっぱりすごい。曲も聴いてましたが、目はずっと手元のほうを見ていましたw
 途中から、くるりのサポートパーカッションのBOBOさん登場w 言葉に出来ないくらいハイレベルなパフォーマンスが見れました。

小山田壮平(andymori)
 どうもこれ目当てで来ている人も多いようで、andymoriの人気を改めて感じました。僕自身も好きですがw
 ちょっと喉の調子が良くなかったように聴こえましたが、それでも、一人で力強く歌う姿に思わず聞き入ってしまいました。途中から、くるりのファンファンとのコラボで、「ハイウェイ」と「1984」。1984は僕がandymoriを知ったきっかけとなる曲だったこともあって、一番良かったですね。本人の目が潤んでいる様にも見えました。それくらい全力で歌っているんだなと。

岸田繁(くるり)
 ばらの花、沈丁花(坩堝の電圧)、デルタ(魂のゆくえ)の3曲。一番良かったのはデルタ。思わず今日、鴨川デルタまで行ってデルタを聴いてしまうくらい。どれも甲乙つけがたいくらい良かった訳ですが。多くは語りません、というか語れません。


ここで一度レジャーシートゾーンにもどりました。

高橋優
 3曲歌ったのに、2曲目が終わって緊張が解けてきたらしいです。全然感じなかったけど。3曲とも聴いた事のある曲でした。歌詞結構好きかも。

山口洋
 恥ずかしながら全く知りませんでした、ノーマークでした。でも、すごく良かった。向井秀徳が好きなら、多分好きになるはず。
「オレ持ち時間18分なんだけど、時間感覚がないから、時間過ぎて強制退場になったら、温かい目で見送ってください」なんやねんw思わず爆笑しましたw
あと、アコギなんだけど、かなりエフェクトがかかっていて、エレキのような音色。渋い歌声。語るような歌詞。やる気なさそうに弾いているけど、音は本気というギャップ。
今後要チェックだなと(後で調べたら、bankbandとかもカバーするくらいだったという。。。しかも福岡のバンドだし。。。)一番良かったのは「トーキョーシティヒエラルキー」という曲。

ここから再びスタンディングゾーンへ。

ホリエアツシ(ストレイテナー)
 最後のRock steadyがすごく良かった。これまたテナーを知るきっかけの曲ですがwあと、笑顔がすごく印象的。ただ、途中でバックトラックを使って歌ってた曲があって、一度バックトラックが音飛びしちゃったのが、すごく残念でした。。。


後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
 目当ての一つ、ゴッチ!少しキーは下げていましたが、「ソラニン」と「ループ&ループ」、「夜を越えて」。ソラニンは予想の範囲内でしたが、弾き語りでループ&ループをやるとは予想外でした。その後、巷に流れる不仲説を払拭すべく、岸田さん登場(笑) all right part2とハイウェイ。小山田氏のハイウェイもよかったけど、やはりこちらのハイウェイのほうが好みです。

さすがに疲れてラストのくるりまではレジャーシートゾーンへ。
James IHA
 全く知らなくて調べてみると、smashing pumpkinsというオルタナ系のバンドのギタリスト、岸田さんが好きだったから、呼んだそうな。一番良かったのはspeed of loveという曲。


細野晴臣
 さすが細野さん。ベースの響き、渋い声。そして、時々「次はあれをやろうか」といって始めたはずなのに、「そっちやるの?」という謎のつっこみw「まぁ知ってるからやろうか」というある意味?お決まりのくだり。カバーがほとんどで、1曲だけYMO。

くるり
 スタンディングエリアに移動して、聴いていました。「坩堝の電圧」の曲が約半分でしたね。
やっぱり生でのくるりは違うなぁ、いいなあと思ったのですが、特に良かったのは「everybody feels the same」「虹」「crab,reactor,future」「glory days」の4曲。
ユーフォニウムが入っていたので、「crab,reactor,future」は迫力がCDと全然違いました。そして、今のくるりのすべてが詰まっているという「glory days」。ラストを締めくくるにふさわしい曲でした。

 レポにならないレポですが、ここで挙げている曲が流れているとき、僕は大抵身震いを感じました。自分の中で、その身震いが一つの尺度になっています。やっぱり生で聴くのは全然違うし、たまにはライブ行かないとなぁと思いました。そして、やっぱくるりいいなぁ。今度のツアーは岡山公演がないけど、どこか遠出してでも行こうかなと考えています。
 京都からのバスの中でメモがてら適当なライブレポをお送りしましたw



  1. 2012/09/26(水) 22:34:32|
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高専カンファレンスin松江2に行ってきた!


今回の3連休を使って、高専カンファレンスin松江2に参加すべく、
松江に行ってきました!3回目の松江です。


(土曜日)
 翌日が10:30までに松江高専に着かないといけないということで、前日入りしました。前回松江に行ったときに知り合った@sakasita001くんと新見で合流し、一路松江へ。
 米子くらいまでは順調に車は進んでいました。ところが、島根県に入り、安来を過ぎたころから突然の大雨。。。前がほとんど見えないくらいでした。どうも松江では断続的にそのような雨が降っていたようで、夜に見に行こうとしていた松江水澄路&堀川遊覧船は中止に。。。
 どうしようもなかったので、ひとまず松江から足を伸ばして、温泉へ!とはいっても、玉造温泉ではなく、もうちょっと奥に行った来待というところの温泉へ。久々にゆっくりと温泉につかってきました。アルカリ泉だったので、肌がつるつるにw
 その後は、松江に戻って、地ビール館に行きました。本当なら地ビールが立ち飲みできたんですが、閉館直前に行ったので終わってましたorz(帰りにそこの地ビールを買って帰りました)
 そして、晩御飯へ。ここで、鈴鹿高専の渥美先生と合流しました。7時から大体4時間ほど、飲んでましたが、まず、料理がなかなか豪華!特に刺し盛りと焼き蟹がよかった!そして、話も非常に濃いものになりました。やっぱり濃い話をして思うのは、人それぞれ色んな悩みとか不安とか後悔とかを持ちながら生きていってるんだなと実感するんですよね。こうして松江の夜は更けていきました。。。

(日曜日)
 高専カンファレンス当日。テーマは「あなたにとって高専とは」。今回は「Boy meets Kosen, boy meets chemistry.」というタイトルで発表をさせていただきました。この話は後程にするとして、今回の発表をさすがにすべて振り返るのはつらいので、いくつか選んで振り返りたいと思います。

松江高専黒田先生
「地理的配置からみた高専の特色」
 工業が発達している地域に高専が立地しているケースはいっぱいあるので、知っていましたが、工業が発展してほしい地域に高専を作ったというケースには気づかなかったです。もしかしたら、当時から「人は産業資源」であるという考え(技術を支えるのは人材だという考え方)になっていたのかもしれないと感じました。
 また、松江の地理の話を聞くと、かなり合理的な街づくりがなされて痛んだなぁと感じました。この話を聞いていたので、今日の遠足がすごく楽しめました。

松江高専鈴木先生
「リチウム電池とカナダと私」
 教員にいたるまでの過程とカナダでの在外研究に関するお話でした。
先生の進路選択には共感できました。特に研究室選び。やはり人間関係が大事だなぁと今でも思います。
久々の化学に関する講演だったので、リチウムイオン電池のところはついつい聞き入ってしまいましたw
また、カナダでの在外研究での話では、やはり日本は研究する上ではちょっと特殊な環境なのかなと感じました。

小鳥遊優葵くん
「数学アレルギーに対する処方箋」
 僕も数学が苦手で、なかなかアレルギーがある気がしましたが、このお話は面白く聞かせてもらいました(自分の発表が次だったので、かなり緊張してましたがw)
 やはりリスクとリターンをきちんと把握して、行動することは大事だなと感じました。きちんと理解もせずに投資なんかに手を出すと痛い目に合うよなぁ。。。

高尾さん
「きっかけは、情報工学科」
 分野が違うので、いまいちイメージしきれない部分もありましたが、
「技術力の向上」を会社全体で大切にしているという点はすごく共感できました。そして、オープンソフトウェアの開発の支援として、勉強会なんかも開催しているということでした。そういう環境をみんなで作っていくと、結果的に、面白いイノベーションが生まれるかもしれないなと感じました。




【自分の話】
「Boy meets Kosen, boy meets chemistry.」
 まず、時間オーバーしてしまいすみません。。。かなりギリギリになって修正を加えたこともあって、読みが甘かったです。もっと発表もうまくならないとなー。ネガティブな事ばかりいってもしかたないので、本題へ。
 「高専からみえたもの」と「分析化学からみえたもの」という2つの視点から、あなたにとって高専とは?というテーマに対して答える構成にしました。
僕がお伝えしたかったことは大きく2点ありました。

①「自分で選んだ道を進んで、もし想定したものとは違う方向に行ったときにどうするか?」
 よく「あの選択は成功だった」、「あの選択は失敗だった」という話をすることがあると思います(僕もあります)。でも、それを話した時点での結果だと思います。突き詰めれば、最終的な判断は死ぬ寸前まで出来ないでしょう(よほど取り返しのつかないことは別として)。だからこそ、「じゃあここからどう動こうか」という方向に自分を持っていってほしいのです。スライドの中で、「どんな選択であれ、多かれ少なかれ絶対に後悔する」というフレーズを出しました。やっぱり自分が苦しかったり、周りがいい思いをしていると、あんな風にすればなーとか、やっぱりやめときゃよかったとか思うものです。それは仕方がない。でも、ずっと思い切り後悔してたら、身動きが取れないんですね。だから、何でも良いから、とりあえずやってみる。何もやらないよりは、マシなはずだから。もがくのは全然格好悪くないから。格好悪いのは何にもしないことだから。

②「ものは視点によって大きく変わってしまう」
 今回は分析化学の視点を借りて、お伝えしてみました。
一見同じものでも、視点によって大きく変わってしまうものです。ごく当たり前ではありますが、すごく大事だなと考えています。
発表の中では、実験データを例に出しましたが、実験だけでなく人間関係や身の回りの出来事も同じだと思います。同じ言葉をかけたとしても、かけた相手の状況、気持ちetc.によって、見え方が変わってくるはず。そうすると、同じ言葉でも相手からの反応は全然違ってきます。だからこそ、何か行動するときは、周りがどういう状況なのか、実験をするときは、どういう状況なのか、今一度確認することは物事を見誤ることがぐっと少なくなるはずです。

 拙い発表にもかかわらず、#kosenconfのTLで反応を示してくださったみなさん、ありがとうございました。皆さんの中で少しでも、自分にとって高専ってなんだろう?という風に考えていただけるきっかけになれば幸いです。
 ちなみに、結構グサッとくるというツイートがありましたが、正直自分もまじめでは無かったですし、飽きっぽいし、周りの目を気にしてばっかりだし。目標も走りながら目の前のものを一つ一つクリアしていくというスタンスです。遠い目標というのは、おぼろげながらという程度です。基本的に、目標はあくまでも人生を幸せに生きていくための「ツール」だと思います。だから、明確にこれがやりたい!というのも大事ですが、まずは、「これ面白そうだな」といえるものを見つけてみてはどうでしょうか。そこから、色々開けてくるかもしれません。
 

【月曜日;遠足】
 高専カンファ恒例の遠足ということで、今回は松江散策にしました。本会で講演されていた黒田先生に松江の街並みと街のつくりを案内していただきました。城下町ってお城とその周りの街並みくらいは見るのですが、城下町の端をめぐるということはやったことが無かったので、非常に新鮮でした。そして、先人の知恵はすごいな、やっぱり。その後は、松江城周りをのんびりと散策していました。そこで、何かやってる!と思っていってみると、まさかのチャンバラ教室w スカウト?されたさいくろん先生さすがでした!

【終わりに】
 カンファに来ていつも思うのは、いろんな考え、いろんなbackgroundの人がいるということ。きっと一人ひとりにとっての高専というものは違って見えてくるはずです。それはきっと今回のカンファのテーマ「あなたにとって高専とは」につながってくると思います。発表では、答えとしてターニングポイントと出しました。ただ、思い描いていたところと違うところにきてしまった自分をすくい上げてくれたのは、友人たち、恩師、先輩……、こういった出会いでした。皆さんも出会いを大切にすると、きっといいことが待っているはずです。
 松江は3回目、カンファ参加は9回目、カンファでの発表は5回目ということで、去年から結構立て続けに行っています。次どこにいくのかはまだはっきり決めていませんが、そろそろまじめな化学の話をしてもいい時期かなと考えています。詳細はこれからですが。長文乱文失礼しました、それではこの辺で。
  1. 2012/09/23(日) 09:35:04|
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高専カンファレンスin奈良2に行ってきた

どうもお久しぶりです。みずひろです。
とある資格試験の勉強に飽きたので、ブログ更新w

先週末は高専カンファin奈良2に行ってきました。
早速感想をかこうと思いますが、
特に印象に残った、基調講演と稚遊ちゃんのLT、にフォーカスを絞ろうかなと思います。
あと、じぐそうくんの記事に触発された話も少し。


1.基調講演(谷口先生)
 まさか高専の校長先生で、ここまですごい人がいるとは思いませんでした。
中身はご自身がMITへ留学されたときに感じた日本とアメリカとの違いがメインでした。
 アメリカの考え方は好きですね。基本的に、まずけなすっていうのは何か違うんじゃないの?と思います。
だって、考えてきた事にまず価値があると思うから。けなしてばっかりだと、やっぱり萎縮しますよ。それよりも、外れてもいいからという感覚でアイディアを出すほうが、研究には向いてるかなと思います。そもそも、研究って、合ってるかどうかすらわからないですし。
 @fist0くんのLTで取り上げられていた学生チャレンジプロジェクトも、谷口先生が提案されたとか。やりたいということをやらせてみる(もちろんそれ相応の説得力はいりますが)というのはうらやましいですね。

2.読書感想文はきちんと提出しよう by 稚遊ちゃん
 次は読書感想文のお話をした稚遊ちゃんのLT。僕も文芸関連の部活にいたので、興味深々でした。
少し感想を。

 読書感想文。僕は「主人公は立派だと思う」という感想はアリだと思う。
あなたがそう思うならば、むしろそう書くべき。ただ、言葉が足りないだけ。僕はそう思う。
なぜ言葉が足りないのか?それは他人がみるものだから。
さっきの文章、「主人公は立派だと思う」では、
「どう立派だったの?」、「なんで立派だと思うの?」
って、なるわけ。
 「それなら本のあらすじを書けばいいじゃん」って思うかもしれない。
これはあくまでも感想、本屋さんみたいにレビューを書くのはそもそも違う。本のあらすじを書いて、だから、主人公は立派だと思うっていうのは、結局さっきと変わらない。あらすじを書いたところで、この本を読んでるということしかわからない。
 だから、稚遊ちゃんが言ってた、抽象化を行う事になる。もっと簡単に言うと、
 「主人公と同じ様な立場に立った事はない?」
という話になるのではないだろうか。

同じ意見だけど、あえて否定からはじめてみました。なんか全然纏まってないなー。文章かくの下手やしなぁ。えらそうな事を言ったけど、僕も読書感想文は適当に書いてました(高専ではそう言う課題はなかった+文芸関係の創作は高専からはじめたので)。


3.(発表の感想ではないけど)少し気になった事(1)
 これは、しゅーたーくんの会場参加型プレゼンの時に出たやつだったかな?
 「アイディアを生み出すときに、チームがいいのか、個人がいいのか」という設問(少しうろ覚え)。
 これ、正解は個人になってたけど、ほんまか?と思う。もちろん、分野によっても違うかもしれんけどね。
 僕はチームで考える派です。ただし、個人個人がアイディアを持ってくる必要はあるけど。
 個人で考えるのはもちろん大事だけど、なかなか違う視点からアイディアを考えにくいと思ってます。
 そこで、チームで考えるという作業は一つ大切な作業と感じています。それに一人で全部抱えたところで、
 その分野に自分より詳しい人がいるなら、その人に話を投げると、意外と面白い話が帰ってくることもあるし。
 (みんなが言っていたチームで考えると手を抜くからというのはリスクとしてある事は承知の上です。ただ、
  大前提として、完璧なものは作れないのでは?という考えがあって、手を抜くリスクよりも、新しい発見と
  いうメリットに懸けてみたいなと思いました)


4.(発表の感想ではないけど)少し気になった事(2)
 これはじぐそうくんの日記に触発されて。これからの高専カンファの話。
 基本的に僕も、
 「高専カンファ」というものはあくまでも「フレーム」であり、一つの手段。

 ちなみに、僕が高専カンファに行く理由は、「自分が知らなかった分野の話を聞きに行く+普段聞く機会が少な い分野の話を自分が話せる限り話す」という、一種のgive&takeです(きちんとtakeできているかは別の話)。
 これって、いくつもの視点を見る為の手っ取り早い方法かなとも思うので。

 個人的にやってみたいことがあって、高専生の卒業後の進路をどう考えていくか、そのお手伝いをしたいとぼんやり考えています。こういうとき、必ずしも僕はプレゼンは必要ないと考えています。せっかくこのコミュニティには色んな分野から色んな経歴を持った人が集まっているのだから、そういう人と話をするだけでも、だいぶ違ってくるんじゃないのかな?と思うのです。極端な話、どっかのファミレスで、ご飯食べながら話すくらいのノリです。もはやカンファと言えるのか?というくらいラフですねwまだきちんとしたフレームが出来上がってないので、もう少しブラッシュアップしないととは思います。

 あと、よくカンファがオフ会になってるという話をききますが、個人的には仕様がないと思います。だって、滅多に会えない人もいるわけで、そう言う人にあえば自然と共通の話題で盛り上がってしまうでしょう。それを止めろというのはちょっと無理があるかなぁと感じます(昔は自分も身内身内してると思っていましたが、何回も来てると、人見知りなりに、少しずつ輪は拡がっていきました)。そもそも一度会うだけで、すごく気が合う、趣味も合うなんて人が見つかるってのはレアなケースでは?と感じます。twitterとかSNSを使っているのも、普段なかなか会えないから使ってるだけの事だと思うので。そう考えると、別に高専カンファが特殊とは思わないです。


5.最後に
 運営の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、発表者の皆さん、密度の濃い発表をありがとうございました。
また持ち前のコミュ障を発揮してしまいましたが、それでも一緒にお話してくださった皆さん、どうもありがとうございました。またどこかでお会いするでしょうし、今後もよろしくお願いします。
 次、カンファに行くときは、自分自身、少し一段落付くので、何かしら、化学系のネタで発表しようかと思います。情報系等専攻の人が普段あまり聞く機会の少ないであろう、化学ネタを。今狙ってる資格の話も実は候補です。

くだらない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
















  1. 2012/05/15(火) 00:15:58|
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来たバスに乗ってみた、という高専での生き方

 この記事は、BlogRelay for Kosen Examinee 参加記事です。前回は、みゅーみくすくんの「高専から外の世界を見よう」でした。そして、この記事はリレー記事の最後となります。

 さて、高専受験生のみなさん、おつかれさまでした!何はともあれ、受験は終わったわけですから、後は結果を待つのみですね。元々、このブログリレーは高専受験生に贈るというものですが、受験が終わったので、高専に入ってからのお話をしましょうか。

自己紹介
 まずは、私の自己紹介から。
 名前:みずひろ(twitter:@miz_hiro

 出身高専:北九州高専物質化学工学科→北九州高専専攻科物質化学工学専攻
 細かい説明は省きますが、専攻科は高専5年間行った後に、さらに勉強や研究を続けるために、もう2年間高専に 在籍する制度です。

 現在:某化学メーカー研究所勤務

 僕は、化学系の学科から、化学メーカーに行くという、まぁごくごく一般的な進路を歩んでいる最中です。

何を書こうか?
 いきなりすごいタイトルですが、ラストともなると、大抵の事が書かれているので、なかなか書く内容が決まらないですよね!

 それは置いといて。これから読者のみなさんは高専に入学するわけですが、今、あなた方には真っ白なキャンバスが与えられているはずです。そう、中学から飛び出して、普通とは違う高専に入ってくるわけですから、これから自分が生きていく上での下地を描いていく事になるわけです。
 そうなると、必要になるのは何でしょう?そうですね、「目標」とか「夢」です。

 みなさん、「目標」とか「夢」って持ってますか?
 もっと平たく言うと、なにかやりたいことはありますか?

 入学当初の僕はというと、あまりなかったような(笑)そもそも、化学科は第3志望で、本命は電子制御工学科というところでした。だから、そんなちゃんとした目標なんてなかったし、高専に入学してしばらくは、「これでよかったかな?」と思うことが多かったです。

 それじゃあ、なんで7年間も高専にいたのかって?それは、色々なチャンスを与えてくれた仲間、先輩、先生に出会ったのが大きいでしょうか。

来たバスに乗ってみる
 まず、一つ目のきっかけは、高専1年の10月。うちの高専では、学園祭(高専祭)でクラス展示といって、何か作品を作って展示したり、アトラクションのようなものを製作する企画があります。そこで、友達から、「お前もやろうぜ!」といわれ、軽い気持ちで参加したのが始まり。うちのクラスでは、人が入れるような大きなシャボン玉を作ろうという企画をすることに。割れない強いシャボン玉を作るためには、どうしたらいいのか?試行錯誤の毎日。でも、その中でなんとなく「化学」とか「実験」、ひとつの「もの」を作るということの楽しさに触れる事が出来たかなと思います。

 二つ目のきっかけは、高専4年の10月。卒業研究(5年で1年間かけて、一つのテーマを研究するもの)で所属する研究室を決めないといけないわけです。そのとき、2つ上で専攻科に進学した、部活の先輩が、「お前、もちろん○○研だよな?」(○○研=その先輩がいた研究室) その瞬間、もう研究室は決まっちゃいました(笑) もちろん、内容や先生の人柄も考えた上ではありますがw でも、何かをやるとき、一緒にやる人との相性って実はすごく大事じゃないかなと考えています。その先輩もそうだったんですが、指導教員とうまくいかずに研究室を移籍する人がたまにいました。どうせ思い切りやるなら、ウマが合う人とやったほうがよく進むわけです。

 三つ目のきっかけは、僕の卒研の指導教員でした。研究・開発がやりたいと思うようになったきっかけでもあります。その先生は、基本的に放任主義。もちろん、何か聞けば答えてくれるし、最初の頃は色々教えてくれますが、基本的には自分で考えて実験を進める。それが結構楽しかったものだから、今の自分があるかなと考えています。

 ここまで、つらつらと3つのきっかけを書きましたが、これらに共通する点は、「必ずしも自分からチャンスを掘りおこしていない」という点です。そこで、タイトルの言葉、「来たバスに乗る」という言葉を、みなさんに贈ります。
 もちろん、自分で何か具体的な目標を立てて、それを実行するに越した事は無いし、かっこいいです。でも、みんながみんな、そんな具体的な目標や夢を持っているわけではないと思うんです。むしろ、憧れとかなんとなく良さそうという気持ちで入る人が多いんじゃない?と思います。

 そこで、来たバスに乗るという一つの生き方を勧めてみました。転がってきたチャンス、面白い事柄に乗っかってみる。その中で、自分がやりたい事を見つけていく。何も、最初からでかくて、具体的な目標がある必要はないと思っています。

 ただし!この生き方をするためには、いくつか注意しないといけない点があります。

 1.転がってきたチャンスに乗っかるかどうかは自分で決める、失敗しても人のせいにしない。

 2.「よくわからんけど、とりあえずやってみる」という好奇心を持つ事。

 3.他人も大切に、自分も大切に。


 特に3はすごく大事です。やっぱり、相手に対して誠実にいれば、相手も自分に対して誠実になってくれます。
そうすると、色んな事を教えてくれるし、力にもなってくれる。反対に、相手が困っているときは自分が支える。


まとめ
 何かすごく堅くなってしまったし、高専じゃなくても一緒では?と思われるかもしれないですが、自分が一番伝えられる高専での生き方を示してみました。
 これから高専にはいると、色んな人に出会い、いろんな事を勉強すると思います。きっと躓くこともあると思うけど、そのときは仲間、先輩、先生、そして、僕らのようなtwitterなんかにいる高専クラスタの人間に呟いてみましょう。きっと何か変わるかもしれないよ!

 最後まで読んでいただきありがとうございました!


 






  1. 2012/02/21(火) 07:02:06|
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